2016/07/22

FBCJセミナー
「東京ガス業務用厨房ショールーム厨BO! SHIODOMEセミナールームにて」

「多様化するカフェの現状と問題点と方向性について」

今回のFBCJセミナーは「多様化するカフェの現状と問題点
と方向性についてと題して」出理事の基調講演とカフェの現
状と今後の方向性のパネルディスカッション畑、竹谷、伴理
事による2部構成で実施しました。

以下は、講演・パネルディスカッション(要約)

今何故カフェブームなのか?

現在のカフェ市場規模は推定約1兆988億。
1911年日本のカフェの始まり、いまやカフェ市場を牽引しているスタバ、ドドールコーヒー、その他多くのカフェが街のあちこちに乱立している状態である。
いわば昔の喫茶店と言われた業態が生活者のライフスタイとは適合しなくなり陳腐化し衰退、生活者の変化するライフスタイル合わせて再び新たスカフェタイルの業態になって需要や必要性が戻ってきていると理解した方が早いだろう。

何故カフェが流行るか?

いまやねこも杓子もカフェというキーワードを店名に付加すれば流行る時代である。しかし忘れてはならないことは、フードビジネスであることは、変わらないことであり、利益構造がしっかりしていなければ、衰退、陳腐化していく。

今後の方向性とは!/パネルディスカッション

これからのカフェは、コーヒーだけ売っていては儲からない。特に都心部のカフェは客単価をあげていかなれば成立しない。また今後も種々なスタイルカフェに変化してくるだろう。従来のセルフカフェ、コンテンツ&コラボ複合カフェスタイルの展開。高齢者を、ターゲットにしたカフェなど都心部の競争は激化している!大切なことは、店に来店してくれる顧客層、料理、飲料などどんな人に来てほしいかを明確化することである!ターゲットをしっかりと決めること。
今後もカフェの展開や食を取り巻く飲食店、業態動向に注視すべきであろう!
それが外食業界の動向を理解し、どう進むべきかの視点につながるだろう。

◆パネラー